初等科・中等科

毎日暑いですが、いかがお過ごしでしょうか?

吉川クラシックバレエサークルの子ども達は元気にレッスンに励んでおります✨


木村先生より、ブログ用に写真とメッセージを預かりましたので掲載致します。



【対話の大切さ】

あっという間に梅雨も明け、真夏日が続いています。

新型コロナウイルスの再度の流行とともに、熱中症への対策が必要となっており、また幼稚園などでは胃腸炎やRSウイルス、手足口病などへの注意喚起もされているとのことで、より気を付けながらレッスンを実施してまいります。


さて、近年ではバレエのレッスンについてだけでなく、学習面や生活面などでも小さな課題についてもお話をお聞きする機会があります。


そのお話を聞いて感じるのは、気にかけ、目をかけ、手をかける大切さ、そして対話の大切さです。

私たち大人は、様々な経験を経て、その中でより良い答えの出る方法を選択することを身に付けてきました。

そして、それまでに試してきた様々なルートなどを「最適解」ではないために、迷わなくて良いように除外することもあるかもしれません。


ですが、子どもたちの経験値は大人に比べれば、まだまだ「効率的」と呼ぶには物足りないものかもしれませんし、私たち大人が除外してきた様々なルートを、「ひとつの可能性」として、まだその手に握っているかもしれません。


大人の考える「最適解」ではないからと言って、その「ひとつの可能性」に対して耳を傾けないのではなく、子どもたちにとっては「最適解」になりうるものであるという前提で、耳を傾け、対話をすることで子どもたちのにとってだけでなく、大人にとっても「新たな可能性」として新しい姿を見せてくれるかもしれません。


バレエのレッスンはもちろんのこと、対話を繰り返しながら自主性も育てる一助となれたら…と考えております。